池永、西村、太田、松井洪、渡邉、一瀬とズラリV候補が進出した優勝戦はハイレベル。強めの追い風が吹き安定板を装着しての頂上決戦となったが、影響はあるのかどうか。静かな待機行動を終え並びは枠なり。イン池永、カド松井洪の態勢でスタート。スリットはほぼ横一線。ならば池永が力強くイン先制。太田の全速は流れ一番差しは西村。じわっと伸ばしたが池永には届かない。2M池永が先マイ。再度西村が差し追うがここも池永が振り切る。後方では一瀬、渡邉が競り気味に回り太田が差し3位浮上。2周1M→2Mと池永を懸命に追う西村。差は開かずまだ決着はつかない状態だが3周1M西村は少し舟が暴れ万事休す。池永が今年5回目のVゴールを決め1→2→3の1番人気で確定した。池永は2011年9月JLC杯以来尼崎V2。通算54優勝とした。