新期初戦の古結宏は、多士済々の遠征陣はそろっているが地元V6。自在に運ぶハンドルワークも鋭くV戦線の最前線へ立ち気迫ラン。SGV1、G1V4の戦跡が光る中澤和志は尼崎V1も誇り洗練プレー。昨年4月ささはら賞で尼崎初Vを決めた藤山翔大はA1復活も確実。グイッと伸ばす強攻パターンが激しく怒涛(どとう)の攻め。8月ダイスポカップで節間3勝、2着6本の激走を見せた佐藤大佑も伸び重視の調整から迫力戦。SGV4、G1V19が燦然(さんぜん)と輝く市川哲也は1997グラチャンを含め尼崎V4、快S豪快に運ぶレースも大健在。6月BTS京丹後ファイナリスト末永由楽、地元V4和田兼輔、地元V3廣瀬将亨の一発力は上位の迫力。大瀧明日香、向井美鈴、廣中智紗衣、平田さやか、土屋南、古賀千晶と実力者がそろった女子勢が旋風を巻き起こす予感。4期ぶりのA1復帰が濃厚の島川光男は尼崎V5を誇り強S俊敏戦。前田篤哉、長尾章平、1月尼崎選手権で優出した酒見峻介も藤山、佐藤同様に伸び重視の調整から一発。地元V1橋本年光、SG、G1各V1を誇る中村有裕、3月芦屋周年で優出した新田泰章も圏内。