レース展望

尼崎初Vへ湯川浩司がパワフルアクション!

湯川浩司のファーストインプレッションは快速イメージ。つわものがひしめく大阪支部でもトップレベルの機動力を誇っているが、SGV4、G1V11はパワフルレースで勝ち取ったと言っても過言ではない。当地は7優出V0だが、苦手意識はまったくなく、優勝をノルマに掲げて躍動プレー。
今年V4の川北浩貴は1着も量産していてリズム絶好。18優出V3の尼崎は地元レーサー並みの安定感を誇っていて常にトップ級の足色。
上條暢嵩は4月下関ダイヤモンドカップでG1初優勝。7月常滑オーシャンカップでSGデビューも果たし大きくスケールアップしている。
2012G1芦屋新鋭王座決定戦を4カドまくりで制している松尾昂明に豪快アクション。身上の強気に攻めていく姿勢が頼もしい。
今期はやや苦戦している武田光史だが、尼崎は7優出V2と相性も良くビシッと仕上がれば痛快プレー。森定晃史、永田秀二はポジション不問の攻勢で舟券的に面白い。
1月宮島V以降も調子のいい牧宏次、大胆タッチの攻めがある深井利寿、古川誠之、山本英志も仕上がり次第ではV争覇圏へ突入。河野真也、黒柳浩孝は上位メンバーが相手でも一蹴してしまう一発力を持っていてマークしたい。

主な出場予定選手

  • 4044
    湯川浩司(大阪)
  • 3606
    川北浩貴(滋賀)
  • 4719
    上條暢嵩(大阪)
  • 4424
    松尾昂明(福岡)
PICK UP!

身上は大胆タッチに運ぶ豪快レース

3918
深井利寿(滋賀)

深井利寿がデビューしたのは1997年11月びわこ。もう22年前のことだが、結果を記すと1・1・2・1・6・5。初出走→初1着→初優出のビッグニュースはすぐさまボートレース界をかけめぐった。そのシリーズを目にしていたベテラン記者は「すごい新人が出てきた」と興奮状態で語っていたが、バツグンスピードのレースは迫力満点だった。、2001年4月常滑での初Vまで3年5カ月かかったのは意外だったが、2012年6月児島60周年記念を2コース差しで制してG1初Vも飾り「湖国の好漢ここにあり」を証明してみせた。2018年前期以降A2へ低迷していたが、2019後期は4期ぶりにA1カムバック。今期も好リズムを崩さずA1ペースをキープしていて調子は良好。尼崎は1優出V0と特筆すべき戦歴は残っていないが、大胆タッチに運ぶレースは鋭く、時に見せる剛腕は迫力たっぷり。決して安定してモーターが噴くタイプではないが、破壊力満点のオフェンス力はシリーズ上位の迫力を秘めていて舟券的にも楽しめる。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします