レース展望

令和ファーストステージは好メンバー激突で大接戦

今節は新機、新艇3節目。優劣の相場はまだ固まっておらず、純粋にレーサー相場でVの行方は進めたい。上位メンバーの実力が接近していて伯仲ムードだが、トップ指名は昨年の尼崎SGオールスターで優出した前田将太。惜しくもタイトル獲得はならなかったが予選、準優をオール3連対でクリアした強さが光り、G1センプルカップでも2勝してイメージのいい水面。2月戸田、3月丸亀Vの航跡も悪くない。
3月鳴門で10戦8勝Vを飾っている林美憲は機動力に優れており近況も活発ロード。尼崎V3が示すようにいつもパワフルに仕上げ躍動している。
前回1月戦はパワー不足に大苦戦した渡邉英児だが、当地V4と抜群の水面相性を誇る。今回は普段どおり快速パワーへ調整して絶妙テクニック発揮。
約3年ぶりの水面になる三嶌誠司だが当地V5。全国ではSGV1、G1V6の大看板も持っていてクレバーかつ快S大胆に攻めるレースは健在。
昨年ルーキーシリーズで地元V2を決めた高野哲史、昨年12月伊丹選手権で地元初Vを飾った高橋正男。ともに兵庫支部でも屈指の迫力ターンを誇っていて確実にV争いへ絡んでくる。本多宏和の一発、岩崎正哉の巧走もV争覇圏。

主な出場予定選手

  • 4504
    前田将太(福岡)
  • 3743
    林美憲(徳島)
  • 3502
    渡邉英児(静岡)
  • 3541
    三嶌誠司(香川)
PICK UP!

得意プールでパワフル躍動

4713
白神優(岡山)

白神と書いて(しらが)と読むが、岡山県には結構多い姓と言う。名の優はそのまま(ゆう)と呼ぶ今どきの名。岡山支部の気鋭白神優は平成2年生まれの28歳。レーサー登録は2012年3月なのでこの春8年目とボートレースの世界ではまだまだ若手の部類に入る。2017前期に初A2へ昇格して2期間A2キープ。そして2018前期に初A1ゲット、後期はA2に降格し、2019前期はB1へ逆戻り。少し挫折を味わったが、3月芦屋一般戦で約1年半ぶり通算2度目の優勝を飾る頑張りも光り、2019後期はA2返り咲きを確定的としている。尼崎は3度目の出場だった2017年3月G3シリーズで1・2・1・2・4・1・1・5・1・1の快走。同年7月ルーキーシリーズこそ3・1・4・落で途中リタイアに終わったが、同年11月一般戦では1・2・5・4・4・3・5・1の成績を残していて5節走って2度ベスト18入りを果たし、2度選抜戦で勝利する活躍。それ以来の参戦だが、バツグンの水面相性を誇っているので快走のイメージしか湧いてこない。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします