レース展望

吉川元浩をトップに豪華メンバーが集結

圧倒的1番人気に推された正月戦でまくられ、差されで敗退した吉川元浩がリベンジを期して参戦。強さは説明抜きで大丈夫だろうが、地元では十中八九、快速に仕上げてくる。。プライドにかけても地元V24をもぎ取る。
正月福岡V→芦屋66周年準Vと絶好スタートを切った篠崎仁志。グレードレースの出場が多い尼崎にこれという良績は残っていないが、2013年6月のG1センプルカップで優出している水面に「苦手意識はなくシリーズNo.1のスピードターンで躍動。
昨年の服部幸男はクリーンヒットがなく勝率も大きく下げているがSGV4、G1V21の大看板が色あせることはない。過去V3の尼崎で絶大オーラを示す。
中岡正彦は1月若松オール2連対で準V、丸亀で10走9勝V、2月芦屋8勝Vと絶好調。尼崎は14優出V5と驚異的な成績。
西山昇一、石橋道友は剛柔自在に運ぶハンドリングでバツグンの安定感。尼崎V3の坂口周、同V2の村越篤に迫力アクション。2015年浜名湖ダービー準Vが光る山田雄太。1月江戸川で記念初Vを飾った若林将、地元V9の向所浩二、昨年11月大村で初Vを飾った板橋侑我、女子トップ大瀧明日香も忘れてはならない。

主な出場予定選手

  • 3854
    吉川元浩(兵庫)
  • 4477
    篠崎仁志(福岡)
  • 3422
    服部幸男(静岡)
  • 3849
    中岡正彦(香川)
PICK UP!

快速パワーと自在コーナーのコラボが絶妙

3022
西山昇一(愛知)

昨年6月18日に大阪を襲った地震の影響により4日目から中止となった当地G3サッポロビールカップ。3日目まで2・1・1・2・1・2着の好成績を残して得点率トップに立っていたのが西山昇一。Vモードだっただけに惜しかったが、次に出場予定だった9月大阪王将杯は超大型台風21号の影響でシリーズは中止を余儀なくされ西山にとってはまさに受難だった。しかし、尼崎との相性は良く、過去10優出を誇り、2014年7月日刊ゲンダイ杯Vの履歴が残っている。 何でもこなす真の自在派として活躍してきたが、若い頃から決して派手なイメージはない。しかし、長年のキャリアに裏付けされたテクニックは素晴らしく、コーナーの対処は絶妙。昨年1年間のデータだが、2連対率47%はシリーズ第6位、3連対率69%は第4位と舟券貢献度はとても高い。つけ加えるなら234走して6着が8本のみということこそ西山のレースを表現しているのではないだろうか。今節も安定感抜群のレースで存在感を示す。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします