レース展望

ツートップ岡崎・田村を主戦に7日間マラソンシリーズ

昨年の岡崎恭裕はSGレースを皆勤。優出はクラシックとグランプリの2回。昨年4月唐津周年では、一昨年江戸川ダイヤモンドカップ以来2度目のG1制覇を決めるなど14優出V5。賞金ランキング8位で住之江グランプリに出場する充実ぶり。今年も正月芦屋でオール2連対V→芦屋周年3着と勢い加速。当地は昨年オールスターこそ予選で敗退したが、2013年周年準V、2015年ヤングダービー準V、2016年オールスター5着などの優出歴があり尼崎初Vへ激走。
SGV3、G1V11が燦然と輝く田村隆信は2009年、周年優勝の履歴。トリッキーに運ぶ絶妙のハンドルワークもあり、岡崎とマッチレースへ持ち込む。
ツートップを追うのは快速パワーで鳴らす森永淳、昨年の地元戦で6節走って3優出している明石正之。ともに鋭く自在ハンドルを極めて好勝負。
3期ぶりにA1へ復帰した木村光宏。12月戦は低調モーターに大苦戦したが、リベンジへ気迫アクション。塩田北斗は昨年13優出V4と大幅に戦力アップ。
初のA1昇格で意気上がる藤田浩人。滋賀トリオの是澤孝宏・谷川祐一・川島圭司や、菊池峰晴、佐々木秀樹、古川健、桑原将光らの一発力も楽しみ。

主な出場予定選手

  • 4296
    岡崎恭裕(福岡)
  • 4028
    田村隆信(徳島)
  • 4072
    森永淳(佐賀)
  • 3828
    明石正之(兵庫)
PICK UP!

戸田のカリスマが3年ぶりにA2へ復活して健在アピール

3245
池上裕次(埼玉)

1991年35周年、1994年38周年、1995年ダイヤモンドカップ、2000年ボートレースダービー、2002年45周年、2005年48周年とSG優勝1回、G1優勝5回のタイトルをすべて戸田で勝っている池上裕次。「戸田天皇」の異名のとおり、地元水面でのカリスマ的な強さは戸田ファンだけでなく、全国ボートレースファンにとどろいている。しかし、4点台の勝率にあえぐ近年の低迷はさみしかった。ところが周囲の雑音に反発するかのように2019前期勝率で3年ぶりにA2カムバックのビッグニュース。通算2000勝の大記録も気になるが、昨年2月唐津では約2年ぶりの優勝をオール3連対で飾るなど、久しぶりに脚光を浴びる立場となったのはうれしい限り。池上と言えば行き足から伸びを仕上げて、スリット一気にケリをつけてしまうパワフルレースが身上。ある程度の実績モーターは欲しいところだが、そんな元気アクションを見せてくれるに違いない。尼崎は約2年8カ月ぶりと久々の登場だが、水面相性は決して悪くなく、「おやじ代表」として頑張る。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします