レース展望
佐々木康、渡邉英に迫る兵庫ツートップ松本、古結
長年A1をキープしている佐々木康幸。G1タイトル3個、2011蒲郡オーシャンカップでSGタイトルも獲得していて文句なしの航跡。デビュー9カ月で初優出、1年6カ月で初優勝した天性のレースセンスに加え、希代のSセンスはボートレース界屈指の迫力。尼崎は過去3年で2優出と水面相性も悪くない。
4月福岡マスターズチャンピオンで超久々のG1タイトルを獲得した渡邉英児。佐々木康が剛なら渡邉は柔のイメージで玄人好みのテクニック、尼崎は初Vメモリアル水面でもある。
静岡コンビと互角に戦うのは今節の地元ツートップ松本勝也、古結宏。アウェーの静岡コンビに対してホームアドバンテージは大きく、いち早く快速姿に仕立てて鋭く自在ハンドルを極める。
今年はV0ながら10優出している島川光男は尼崎V5、また7優出している濱崎直矢は尼崎V2。決め手なら前記4レーサーにまったくヒケを取らない。
来期A1ゲットへ正念場となる可能性がある山一鉄也、乙藤智史、川尻泰輔は勝率アップへガッツファイト。シリーズ注目株としてマークしたい。
一発力のある松田竜馬、芦澤望、戦力アップしている三浦敬太、三浦洋次朗もダークホースになりうる実力。
主な出場予定選手
- 3909佐々木康幸(静岡)
- 3502渡邉英児(静岡)
- 3529松本勝也(兵庫)
- 4002古結宏(兵庫)
夢のA1ゲットへ竜馬が行く!
デビュー7年目に初のA2級へ昇格。以降7度ゲットして現在3期連続してA2をキープしている松田竜馬。これまで6点の壁は厚く、5点台にとどまっていたが、今期(5月~)は初めて6点ペースで推移していて夢のA1ゲットも狙えるポジション。ならば今回は勝負駆けシリーズの様相でいつも以上に1走1走が大事になると同時にひとつでも上の着順を目指して気迫アクション。その下地も整っていて今年7優出のすべてが5月以降の今期に集中していて好リズム。原動力はシリーズ上位の平均コンマ14のS力。また平均発順2.3は並み居る速攻派がそろっている中、トップデータを誇っていてこれは脅威。展開に応じて自在に運べるハンドリングも身についていて後はモーターのデキ次第だが、中堅レベルの仕上がりさえあれば勝負になる戦力はすでにある。自在技の利く尼崎との相性も良く、夢のA1ゲットへ竜馬が行く!
全国過去3節成績
開催期間 | 競走タイトル | ボートレース場 | 節間成績 |
---|---|---|---|
データは前検日に更新いたします |