レース展望

豪華メンバーが集まり過激バトル

G3シリーズらしく豪華メンバーが集結。当然V争いも混戦を極めるが、尼崎V8の金子龍介、V6の稲田浩二、V4の馬袋義則、V3の和田兼輔にスーパーアクション。ビシッと快速シーンに仕上げ、いち早くレースへ集中できる環境を整えることができる地元アドバンテージは大きく、兵庫支部でも屈指の機動力とガッツプレーでシリーズジャックを目論む。
4月住之江太閤賞で圧巻の6コースまくりを決めG1V5とした平尾崇典は2010一般戦での7連勝パーフェクト優勝を含めV3の尼崎水面は相性バツグン。
渡邉英児は4月福岡マスターズチャンピオンで約20年ぶりにG1タイトルゲット。渡邉も尼崎V3と相性は良く、持ち前の名人芸を見せる。
2001当地SGオーシャンカップを含め尼崎V6の石田政吾は「頑張ります」のキャッチフレーズどおり軽快に運ぶ安定プレー。パワフルレースが代名詞の白水勝也もV4と地元勢に負けない実績を残している。
A1レギュラー西山昇一や、永田秀二、山田竜一、浅見昌克は剛と柔をしっかり使い分けるハンドルワークが鋭い。2009びわこ新鋭王座のタイトルを持っている松下一也に大胆アクション。

主な出場予定選手

  • 3795
    金子龍介(兵庫)
  • 4290
    稲田浩二(兵庫)
  • 3612
    馬袋義則(兵庫)
  • 3822
    平尾崇典(岡山)
PICK UP!

A1奪還へ大胆に仕掛ける

4483
北野輝季(愛知)

グレードスリーレースらしく、出場メンバーのレベルが高く、通常シリーズではV候補の一角へ挙げられる戦闘能力の持ち主が伏兵評価にとどまっている。北野輝季もその一人だが、今節は伏兵中の伏兵としてマークしたい。2015年前期に初のA1獲得、2017年前期は自己ベスト勝率をマークして周囲の期待も高まったが、その後3期間はA2にとどまり、辛酸をなめるとともに試練を味わっている。それでも復活の兆しは見えていて、7月から適用される2018後期勝率は6.23とA1ボーダー6.24に迫った。おそらく1走1走の重みが重要であることを再認識したはずだが、今期はA1カムバックを最大のテーマに全力ファイトの精神で挑む。 並み居る強豪がそろうなか、トップデータがある。それは今年1月から5月までの平均S。コンマ12は単独、平均発順2.3は稲田浩二と並ぶトップタイとイメージを損なわない速攻力。この武器があればボートレースの醍醐味でもあるスリット一気にけりをつける痛快レースも期待できる。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします