レース展望

ズラリ精鋭がそろい白熱シリーズ

尼崎水面と相性が良く、常に快速イメージのある中辻崇人は当地最近5節で3優出V2、準V1と文句なしの航跡。シリーズは予選2日→準優→優勝システムでトーナメント感覚の激戦だが、いち早くモーターを仕上げて絶妙プレー。
和田兼輔は2月男女Wでイン圧勝して地元通算V3。3月伊丹施行は準優で敗退したが、リベンジの感覚でいつもどおりスーパーアクション。2012年G1芦屋新鋭王座決定戦を4コースまくりで射止めている松尾昴明は自身初となる7点A1をマークして絶好調。強S怒涛(どとう)の攻めが楽しみ。宮地元輝はFに散ったが、4月唐津周年で3度目のG1優出。尼崎は2015年ヤングダービーで記念初優出を飾ったメモリアルプールでガッツ戦。
メモリアルと言えば濱崎直矢は2007年に当地で初V実績。G1レースではカベにぶつかっているが、一般戦では機動力上位。岩崎正哉、別府昌樹、岡田憲行は剛柔自在に動けるレース手腕で沸かせる。
近年やや低迷している中村有裕だが、2006年桐生メモリアル、2005年江戸川MB大賞Vの底力を発揮するシーン。ベテラン島川光男、山田豊、古場輝義、濱村芳宏もレース内容は意気盛ん。

主な出場予定選手

  • 3876
    中辻崇人(福岡)
  • 4446
    和田兼輔(兵庫)
  • 4424
    松尾昂明(福岡)
  • 3853
    岩崎正哉(福岡)
PICK UP!

A1復帰決め元気いっぱいの近況

3278
山田豊(滋賀)

2017年11月から2018年4月の期はリズム良く、過去5年・11期で最高となる6.68の勝率をマークして、7月から適用される2018年後期級別でA1カムバックを決めた山田豊。2017年12月福岡に続き、1月徳山では節目となる通算50優勝を飾り、マスターズ世代へ入ってもますます元気いっぱいのレースを展開している。 1998年びわこ45周年で初の記念タイトルを獲得し、翌年には近畿ダービー、47周年、そして2000年に48周年を制して、すべてのG1タイトルは地元でゲット。帝王・野崎進から継承したびわこエースの座を不動のものとしたのはオールドファンには懐かしく、その後も湖国の総大将として活躍してきた。 4月末時点での通算勝利数は1992勝。新期はゴールデンウイークびわこを走って、尼崎は2節目。もし勝ち星を重ねてくれば当地での2000勝メモリアルの期待感もふくらむ。そうでなくてもベテランらしからぬ快Sシャープに運ぶ強気のレースを楽しみにしたい。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします