レース展望

香川支部、大阪支部にズラリ精鋭がそろい大激戦!

昨年びわこ周年を制してG1ウイナーの仲間入りを果たした片岡雅裕は、快速毒島誠を破って優勝した今年2月尼崎選手権での活躍が記憶に新しい。水面巧者として知られる中岡正彦、1期で7月からのA1復帰を決めている中越博紀、同じく3期ぶりのA1をゲットの中田元泰、そして進境著しい松尾祭を擁する香川勢はいずれも快Sシャープに運べるレース手腕の持ち主。
一方、浪速のショットガン岡村仁をトップに秦英悟、上條暢嵩、鶴本崇文、繁野谷圭介とコーナーの切れ味とスピード自慢がそろっているのが大阪勢。
アウェー勢に主役の座を渡したくないのがホーム兵庫勢。4月締め切りの期は今一つリズムが上がらなかった高野哲史が捲土重来を期してガッツプレー。うれしいニュースは約1年3カ月ぶりの実戦になる白石健のカムバック。レース感覚に少し不安は残るが、すでに2月から猛練習を始めていて、いきなり迫力アクション。和田拓也もV候補の一角に名を連ねるくらい地力アップが光る。
一発の魅力にあふれる林祐介、新田泰章。野長瀬正孝、上田洋平、川田正人はしぶといコーナー戦で3支部での三つどもえバトルに風穴を開ける。

主な出場予定選手

  • 4459
    片岡雅裕(香川)
  • 4512
    高野哲史(兵庫)
  • 4311
    岡村 仁(大阪)
  • 3849
    中岡正彦(香川)
PICK UP!

快速パワーへ調整して持ち味の巧走

3327
野長瀬正孝(静岡)

1997年平和島オーシャンカップで準V→桐生MB大賞でG1初Vを飾り、住之江・第12回グランプリにも出場したことがある野長瀬。プロペラ制度の変更等があってもしっかり順応して今も昔もバッチリ快速イメージをキープしているのはすごいの一 語。当地でも一昨年、昨年と2節ずつ走っているが、3優出と必ずと言っていいほどモーターを上位レベルへ仕上げて激走している。 近年は一般戦回りが多くなり、G1レースは地区選手権、マスターズチャンピオンを走るくらいだが、昨年の津マスターズチャンピオンでは準優勝と久しぶりに名人芸を発揮してG1タイトルを5個ゲットしている底力と存在感を示した。 2018年後期勝率(昨年11月~今年4月)は60日間のF休みもあったせいで今一つリズムは上がらず、成績を落としたが、「新期一転」して本来のパワフルアクションを見せてくれるに違いない。新モーターへ更新されて3節目とまだモーターの序列は固まっていない状態だが、調整手腕に長けている野長瀬には追い風となるだろう。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします