レース展望
ワンツーフィニッシュ再現へ吉川、川北の激走
激戦必至の2017センプルファイナルシリーズだが、11月ニッカングローリー賞でワンツーフィニッシュを決めた吉川昭男、川北浩貴の滋賀コンビが、そろって登場。再現レースへともに全力ファイトに期待できる。独走状態へ持ち込み、年間最多勝利のタイトルをほぼ手中にしている吉川は7月オレンジカップでオール3連対、先述の前回戦はオール2連対で2連覇達成。3連覇へのチャレンジになる今節もモチベーションは高く、有終Vへ気合。川北も吉川に負けないくらい当地との相性は良く、快速パワーに仕立てて好勝負へ持ち込む。
2015年5月ミニボートピア朝来1周年、11月伊丹選手権で連覇の実績もある吉永則雄も水面巧者で知られる。いつも快速イメージがあり、ビシッとモーターを仕上げてシャープに舞う。渡邊雄一郎はスピードを強調したコーナー戦に迫力がある。
地元勢はやや手薄だが、10月琴浦賞で復活Vを遂げた勝野竜司が核となって気迫アクション。
実力派ぞろいの岡山勢もV戦線へ絡んできそうだが、エース格は今年8優出V1の柏野幸二、2期続けてA2だがG1戦7優勝が光る川崎智幸の底力に注目。
主な出場予定選手
- 3582吉川昭男(滋賀)
- 3606川北浩貴(滋賀)
- 4099吉永則雄(大阪)
- 4184渡邊雄一郎(大阪)
スピード十分の全速ファイト戦で大暴れ
弱冠17歳でデビュー。9月に20歳になり、ますます飛躍が期待される兵庫期待のヤングが加藤翔馬。大きく名前を売ったのが、昨年12月のニッカングローリー賞。予選を2・1・3・3・1・2のオール3連対でクリア。準優日は前半レースで無念のテンプク。嫌な空気が漂った準優は不慣れなインで痛恨のS遅れ。しかし、スリット後にグイグイ伸び返して1Mは先制ターン。見事に初のファイナル進出を決めた。3枠で挑んだ優勝戦はハイパワーを生かす形で3コースカドを選択。ひとりゼロ台、コンマ06の強烈ショットで一気にまくり圧勝、勝利の美酒を味わった。まだ平凡モーターを引いた時の調整力などに課題を残し、級別もB級ランクにとどまっているが、非凡なセンスは誰もが認めるところ。差しタイプが多い兵庫勢のなかにあって握って回るスピードが魅力のレーサー。新年に飛翔するべく、今回も握りマイ連発の迫力戦で沸かせて欲しい。
全国過去3節成績
開催期間 | 競走タイトル | ボートレース場 | 節間成績 |
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データは前検日に更新いたします |