レース展望

ズラリ精鋭がそろう予選2日~準優~優勝のショートバトル

2018年1月から適用される新勝率で出場メンバー中トップの数字をマークしている深谷知博は7月ルーキーシリーズ第6戦で底力の違いを見せて3コースからズバリとまくり差し突破。尼崎初優出→初Vの鮮烈レースを披露したが、センスあふれるスピードターンは無限大の可能性を秘めており、連覇へチャレンジ。
西村拓也は4月ささはら賞で節間8勝のピンラッシュV。過去3年でも3優出2優勝と快速イメージのある当地は抜群のデータが残っている。
地元ツートップを形成する古結宏、藤岡俊介。古結は6月G3サッポロビールカップ、藤岡は昨年10月ぶるたんカップで優勝を飾っている。両者、シリーズでもトップを競う強烈S→豪快ハンドルの精度は高く、地の利を最大限に生かしたい。
山田豊、伯母芳恒、出畑孝典、長溝一生、杉田篤光、青木幸太郎の自在ファイト。いずれも機動力に優れ、優勝戦線をにぎわせる活躍に期待できる。
新級別A2だが、中村有裕、丸野一樹の滋賀コンビは新期巻き返しへ戦闘能力をフルに発揮すればV争覇圏。
坂元浩仁、白神優、佐藤博亮は超攻撃型レーサーらしく、攻め一徹の姿勢でチャレンジ。

主な出場予定選手

  • 4524
    深谷知博(静岡)
  • 4397
    西村拓也(大阪)
  • 4002
    古結宏(兵庫)
  • 4278
    藤岡俊介(兵庫)
PICK UP!

初のA1ゲットで旬の勢い!

4713
白神優(岡山)

デビュー5年目だった前々期に5.66をマークして初のA2へ昇格した白神優。前期は6.15、そして新勝率では6.59をたたき出し、初のA1昇格を果たすと同時に、10月若松ルーキーシリーズ第9戦・植木通彦フェニックスカップで節間8勝を挙げてデビュー初優勝のうれしいニュース。まさにホップ・ステップ・ジャンプで駆け上がっているボートレース人生は順風満帆だが、6月の結婚、そして「選手になったころの攻めるレースを心がける」ことが、ブレイクのきっかけになったのか公私ともに充実一途だ。 真価を問われる今期はとても大事になるが、旬の勢いに乗らない手はない。何と言っても過去3年間の尼崎は13戦7勝、7.85。この勝率は並み居る強豪を抑えて今節トップと抜群のデータ。前回7月日刊スポーツ杯争奪ルーキーシリーズ第6戦こそ落水アクシデントで途中帰郷したが、当時も快速ムードを充満させていた。ポジションを問わない攻撃レースに磨きがかかっている今、一挙一動に注目したい。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします