レース展望

稲田浩二と高野哲史の地元両雄がスピードの競演

今期だけでも6優出V3、今年は11優出V5と来春のSGクラシック(浜名湖)出場へ王手をかけている稲田浩二が、2015年10月のローズカップ以来となる地元Vへ一直線。
対する高野哲史は今年初めての地元戦。しかも当地での前回Vは2013年7月のサッポロビールカップ。そろそろ勝ち星を挙げたいところ。9月に住之江で今年初Vを飾って上げ潮ムードだけに、高速ターンで突っ走りそうだ。
そして、この地元対決に割って入ることを期待したいのが、今年のPG1レディースチャンピオンVの小野生奈。ここ尼崎では昨年4月男子相手に優勝した実績もある。それも地元イン戦の藤岡俊介を差し切ってのものだった。
また、当地では2連続優出中の寺本重宣が今年10優出V2で今期勝率6.65。あと、A1で今期勝率6.50超えが山地正樹。切れ味十分のレースで虎視たんたんとVを狙うだろう。

主な出場予定選手

  • 4290
    稲田浩二(兵庫)
  • 4512
    高野哲史(兵庫)
  • 4530
    小野生奈(福岡)
  • 4086
    寺本重宣(東京)
PICK UP!

A1キープへ大勝負の4日間

4193
郷原章平(福岡)

期末が近づき、A1・A2勝負が気になるが、今シリーズも各級に該当レーサーが数名エントリーしている。なかでも、大勝負になるのが、郷原章平。13日の前検時点のA1ボーダーは6.15だが、6.03での尼崎入りと1走1走の重要性がぐっと高くモチベーションは自然と上がる。 抽選でゲットした9号機は、3節前の青木義一、2節前の妻鳥晋也が、軽快なストレートに調整して活躍。そして前節の徳増秀樹が、バッチリとバランス良く仕上げて優勝した逸品だが、好調機らしく、前検S特訓でも握り込みから力強く、行き足~伸び足と早くも上位レベルの動きを見せ、大活躍の予感を抱かせた。 良績モーター、勝率アップへの執念、好走歴の多い尼崎…。ズラリと「買い材料」がそろい、今節は、一挙一動から目を離せない。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします